新型コロナ感染は終わっていません!
3年の長きに亘って猛威を振るった新型コロナウイルス「コビット19」感染症は、ワクチンや治療薬の研究・開発に一定のメドがついたことを機に、感染症としての扱いが、本年5月よりインフルエンザと同じ「5類」になりました。
マスクの着用や、感染・快復後の対応が大幅に緩和されたことで、長いトンネルをようやく潜り抜けた感をもった気がしました。
でもこの感染症が終息したわけではないのです。
大きな縛りから解放されたことで気持ちにゆるみが出ていることもあるでしょうし、お盆という国民行事が3年ぶりの移動を可能にしたことで、これまで以上に連日、陽性患者が表われているのです。
5月以降は患者数の数の発表もなくなりましたので一般にはその緊張感は伝わりにくいと思われますが、気が抜けない状況です。この感染症は、インフルエンザのように冬場の一定期間流行して終息するというものではなく、時期の制限がありません。
特に本年は異常な暑さが続いていますので、マスクを着けることは逆に熱中症を誘発してしまう恐れすらあります。
マスク着用のタイミングや移動の方法、時間などに工夫することで、暑さもコロナも賢く乗り切りたいものです。