新たな花粉症患者にならないために!
春の訪れと共にやってくる厄介なものといえば、杉を代表とする植物の花粉ではないでしょうか。
特に今年は過去10年で最大の飛散量になることが予想されています。3月~4月はそのピークとなる時期でしょう。
しかも花粉症の患者さんは年々増えています。その理由は、花粉が持つアレルゲン(アレルギーの元となるもの)が体内に蓄積され、許容範囲を超えた時に発症するためで、今は大丈夫と思っていてもある日突然に目のカユミや鼻水が出だすことになるのです。日々の研究により新たな薬が出てきますが、根本から治す薬はまだ発表されていません。それだけに、まだ発症していない方は更なる予防を心がけることが大切になるでしょう。
多くの方々は新型コロナ感染対策の一つとしてマスクを活用されていますが、マスクは花粉症対策の必需品でもあります。更には目の防護。帰宅時の衣服についた花粉の払落しなど、身の回りの簡単なことから実行することでかなりの予防効果は期待できます。万が一発症が感じられたら、アレルゲンを確認するために早目の検査をすることも必要です。
まだ大丈夫という過信が後の後悔につながることは、すでに多くの方が経験されていることです。