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アレルギーについて学ぼう!①

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一般にアレルギーと呼ばれる疾患が増加していることについては、これまでにも度々取り上げてきました。
症状が軽い場合はあまり意識しないケースも考えられますが、適切な対応を怠ると命に危険が及ぶ場合もあります。けっして侮ってはいけません。この危険を避けるためにはまず原因を知り、対策の一つとして生活環境を調えることがとても重要です。

特に若い世代の皆さんは、これからの長い人生を楽しく過ごせるかどうかの初めの一歩ともいえるでしょう。通常アレルギーはその反応別に、Ⅰ型、Ⅱ型、Ⅲ型、Ⅳ型というように4種類に分けられます。

最も多いⅠ型は、IgE抗体と呼ばれるたんぱく質が原因となるもので、アレルギー性鼻炎や気管支喘息、花粉症、アナフィラキシーなどの疾患があげられます。

Ⅱ型は、抗体が自身の細胞と結びつき、誤って敵だと認識することで起こるアレルギーです。

Ⅲ型は、抗原と抗体が合わさった複合体となって、血流に乗って運ばれながら全身の組織を攻撃することで起きるアレルギーです。関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどが代表的な疾患です。

Ⅳ型は、T細胞と呼ばれるリンパ球が、炎症のきっかけとなるサイトカインを放出することによって起こるアレルギーです。アトピー性皮膚炎はその代表でしょう。この他の分類として、侵入経路別のアレルギーというものが3種類存在します。

続きは、次回更新いたします。

浜通りふれあい診療所では、アレルギー検査、アレルギー治療を行っております。
お気軽にご相談くださいませ。

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