高齢者は夏の脳卒中にご注意!
暑さの季節はもうすぐです。暑い時期の病気といえば〈熱中症〉や〈夏風邪、夏バテ〉などを思い浮かべますが、国立循環器病センターによれば、年間を通して最も多く〈脳卒中〉を発症するのは夏(6~8月)であることが発表されています。
脳卒中には、血管が詰まる「脳梗塞」と血管が破れる「脳出血」「くも膜下出血」がありますが、この中で「脳梗塞」の発症率が高くなるということです。
理由の一つに挙げられるのが、大量の汗をかくことによる脱水症状があります。特に高齢者は生理機能の低下により、薬などの作用で血流に影響を及ぼし血栓ができやすい状態にあるようです。
毎日の生活習慣が大きく関わりますが、まずは予防のために寝る前と起床後にコップ一杯分の水を飲むことが予防の基本と言われます。